寝言は寝てから

荒川弘ファンのてきとうなおしゃべり。

手塚治虫文化賞20周年記念MOOK マンガのDNA 買いました!

 

先月発売。書店によってはクリアファイルのおまけがついてきます。

私はおまけ無しで買ってしまい、おおう残念~って思ってたら、友人がくれた!ありがとうー!!!

  

荒川弘先生はこのイラストとコメントのみですし、作家さんによっては受賞作紹介ページだけもあるので、目当ての作家さんがいる方は、どの程度載ってるか確認してからのがいいかも?

私は、対談もインタビュー2つもすっごい良かったので、ちょう価値ありました!

  

あと、荒川弘先生は「手塚漫画を読んで育ってはいない」とおっしゃってましたが、ファースト手塚はアニメだったんですね~。

今思うとほんと、漫画連載しながらアニメ監督とコンテやる手塚治虫って、どんだけ超人なんでしょう!

わがままで負けず嫌いで付き合うと振り回されて大変なのにとても魅力があるとか、そういや宮崎駿と似てる(笑)

鈴木プロデューサーのインタビューも面白かった!

 

鳥嶋編集長のインタビューも興味深かった。

過剰な設定を削っていくのが編集者の仕事なのにそれが出来ていない。

とか、ほんとそう思う。別マガで始まったと思ったらすぐ終わっちゃう作品見てると。

作家が「描きたいもの」は既製品のコピー。編集者は作家と一緒に「描けるもの」を見つけないといけない。

とかも、すごく頷いた。

 

荒川先生はコメントで、「手塚キャラの無駄の無い確実な線というものを見せつけられ」とおっしゃっていて、そうか、線か!と思いました。

荒川先生のことは、ストーリーテラーでコマ割り・視線移動の人、と、つい思ってしまうんだけど、やっぱり絵描きなんだなあ、と。

 

この表紙絵、ほんとに良い絵と思う。

先生、いいお仕事できて良かったです!

つれづれ

最近思ってること2つ

 
1.新しいこと。
 
人に話したくなる作品は、3要素を持っていると思う。
 
優れていること。
心地よいこと。
新しいこと。 
 
優れていること、は、多重性があること、と言い換えることもできる。
自分の内側をかき回されること、何かが引っ張り出されること。
 
心地よいこと。
丁寧なこと。妥協のないこと。考え抜かれていること。美しいこと。
 
新しいこと。
驚きと興奮。
 
優れたものより、心地よいものより、新しいものこそ人に話したくなる。
新しいこと。伝播力として、これほど強力なものはない。
 
シン・ゴジラは新しかった。
君の名は。も新しかった。
鋼の錬金術師銀の匙も新しかった。ではアルスラーン戦記はどうだろう?
 
 
 
2.人生の三分の一
今、私が初めてアニメイベントに行ったり、DVDを買ったりしているのは、今までの作品よりこの作品のほうが好きだ、からではなくて。
今はちょうど、自分の余暇を自分の好きなように使える三分の一の期間に居るから。
 
平均年齢まで生きるとして、人生は90年弱。
そのうち、最初の10年と最後の10年は誰かの世話にならないと生きられない。
その後や手前の5年間も、多少は誰かの手助けが要る。15の私が悔しかったように、75の私も悔しい思いをするのだろう。
健康に恵まれても、人生90年のうち30年は、自分の好きなようにはできない。
 
そしてまた、今度は世話をする側として、家族と呼ばれる人の最初の15年と最後の15年にも、かかわらなければならない。
親の無いひと、子の無いひと、病気もち、ぴんぴんコロリ、ここは人によってものすごく差異がある。人生90年ずっと、世話されるか世話するかで過ぎていく人もいるだろうし、最初の15年のほかはすべて自分の自由にできる人もいるだろう。
でも、均すとだいたい、30年。
 
だから例えば、たまたま健康に生まれ、子供を持つ人生を選んだら。
世話される側が終わって子供の世話する側に入るまでの10年
子供の世話が終わり親の世話が始まるまでの10年
親の世話が終わり自分が世話されるまでの10年
が、自分の余暇の使い道を自分で決められる時代だ。
 
どこかが伸びればどこかが縮まるし、どこも伸びないのに被りまくりで10年なんて取れっこない!ってこともあるだろう。
でも、私はたぶん、この10年の中にいる。
あれやこれをやったあと、余暇がある。
今の私は、誰かに頭を下げなくても自分の判断で出かけることができる。
この、開放感!
楽しまなくっちゃ!
 
いずれまた、世話する・される期間に入る。でも私は今、楽しいので、そうなった時も、まあ楽しんだもんなしゃーないな、って思えるような気がします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ののやまざきさんのインタビュー!

天元突破グレンラガンのコミカライズ(こちら)を連載中の、ののやまさき先生は、荒川弘先生のアシスタントだった「のの」さんです。

ハガレン後期、絵に詳しいファンの間で「すごく上手いアシさん入ったね」と話題になってたののさん。当時はまだ大学生だったんですね!

その、のの先生が月刊ヒーローズで語ったインタビューを、ツィッターに上げてくださっています。

漫画家を目指す方用のインタビューですが、のの先生ファン、荒川先生ファンも必見です!


https://twitter.com/nonoyamasaki/status/777464031095328768

https://twitter.com/nonoyamasaki/status/778574243172790278


「そもそも『グレンラガン』に最初に触れたきっかけは、荒川先生がガイナックスが大好きで『ガイナックスのロボットアニメの新作!見ないわけにはいかない!』って、とても楽しみにされていたんです。(中略)荒川先生に仕事場は、普段は朝遅いんですけど、『グレンラガン』の放送がある日曜日の朝だけは早かったんです。」


「当時のアシスタント仲間だった人たちで話していると、必ず『荒川先生の仕事に対する姿勢を見てきた私たちは、もっと頑張らないといけない』って話になるんです。(中略)あんなに売れている先生が、あんなに誠実な仕事をされている。そういう先生の『背中』を見てきているので、私たちはまだまだ頑張らなければならないし、たとえ売れたとしても勘違いしてはいけない、と」


「先生が元アシスタントの漫画家数人を飲みに誘ってくださったんですが、その時に荒川先生は『ようやく、いろいろ喋れるね』と言ってくださって。ちょうど私たちは漫画家として、仕事を回していく立場になった頃で、アシスタントの頃には分からなかった様々な苦労が、やっとわかりかけた時期でした。漫画家としての話ができるようになったということが、すごく嬉しくて。」


読むだけで胸が熱くなる、真摯で明るくて、柔らかい口調に芯の強さを感じるお話しぶり。

ほんと、読んで!ぜんぶ読んで!

(ツィッターの画像が縮小表示で読めないときは、右クリック→新しいタブで画像を開く か、 画像を保存、で、拡大できるようになります!たぶん)


2011年に出た鋼の錬金術師CHRONICLE、グレンラガンの脚本の中島かずき先生がゲストでしたね。荒川先生が対談ゲストに呼んだ二人が、JOJO荒木飛呂彦先生と、中島先生という先生の趣味と敬意のど真ん中がよくわかるセレクトw 普段は呼ばれる側の荒川先生が呼ぶ側になって張り切ってらっしゃる、楽しい対談でした!

のの先生もこのとき、中島先生からサインもらったりとか、したのかなあ?

まさかそのコミカライズを自ら手掛けることになるとは、この時は思ってもいなかったでしょうね。すごいなあー!

 

私ね。

荒川先生がオリジナルじゃなくて、アルスラーン戦記のコミカライズをするっていうの、なかなか受け入れづらかったの。

でもね、のの先生はグレンラガンを、ひのでや参吉先生はスプラトゥーンを、藍屋球先生(あいやーぼーるさん)は盾の勇者の成り上がりを、コミカライズしてるじゃない?

そうやって、゛戦友“がコミカライズを戦いの土俵にしてるなら、先生もまた、もっと面白いコミカライズをやってやる!って燃えてらっしゃると思うのね。

だから、先生がそこを戦いの場にするのなら、戦うのは先生で私は応援しかできないんだから、やっぱり応援しよう!心から楽しんで応援しよう!って、そう思ったのです。

 

あとね。ぜんぜん別の話だけれど。

ある漫画賞で入賞した新人作家さんがね、荒川先生に会ったとき、「先生のような漫画家になれるようがんばります!」って挨拶したんですって。

そしたら先生、笑いながら「私みたいな、じゃ駄目よ。私を超えるつもりで描きなさい」とおっしゃったんですって。

又聞きだから、言葉やニュアンスは違うと思う。

でも、うん、荒川先生そう言いそう!ちょっと冗談めかして、でも真実本気で、そういってエールを送りそう!って、その話を聞いたとき、思いました。

 

のの先生、素敵な熱いインタビューを掲載くださり、ありがとうございました!

これからのご活躍もお祈りしています!!


荒川弘は!ノマカプ界の!世界イチぃぃぃーーーーーーーーーー!!!

サンデー銀の匙読みました?読みました?
えっ読んでない?!
なんてこと!
今すぐ先週号から読まなきゃですよ!先週号も電子書籍でありますから!今週号はまだ書店にありますから!!
 
 
まず、先週号です。
雨でしたね。
 
そう。ドラマでもアニメでも漫画でも、フィクションは、必要なものを描き、不要なものは省く。
だから「なんでもない時に雨は降らない」
雨は、気候の説明か、予定が変わる理由か、さもなくば、悲しさ・さみしさ・悔しさ・不穏・怒りといった「場の空気」を表すために、降らされる。
雨や風や光は、心象風景。
 
で、先週号。
銀の匙のこの場面は、喜びの場面。わーい嬉しいな、じゃなくて、全身で表すほどの喜び。
なのに、曇天で、小雨が降っている。
ここがね。
銀の匙だなあ!って、思ったんですよ!
 
もちろん、2013年12月10日の帯広地方のお天気は、雨/小雪でした。
でも、日付と天気を合致させて、リアル感を出す、ってのだけじゃなくてね。
 
そのあとの、怒涛のギャグ。
入れ替わり立ち代わり、八軒をゆさぶりまくる電話の数々。
(あれ、最高に面白かった!リズム、キレ、コマ配置とキャラの配置、ページめくり、すべてが計算されて、それ以上になってて、先生がノって描いてるのすっごい感じた。銀匙全体でもトップクラス!って感じるくらい、キレッキレなページだった!)
そのさ。
誰かにとっては人生の一大事なのに、他の誰かにとってはそうでもない、ってところ。
一人の人の、焦りや必死さなんてどーでもいいところで、命はうまれ、世界は回る。
そういうのをね。
個にとっては大変な出来事でも、世界から見たらいつもどこかで起きている様々な出来事のひとつ。
個人の都合にかかわらず自然はその摂理に従い流れていく。
っていうことを。
諦念や虚しさや諦めや孤独ではなく、喜劇と歓喜とで描いちゃうってところがね。
 
ああ!
銀の匙って、本当にいい漫画だなあ!
ほんとうに、いい漫画だ。
と、そう思いました。まる。
 
 
そして今週号です。
 
荒川弘は!
ノマカプ界の!
世界イチぃぃぃーーーーーーーーーーッ!!!
 
もうね。
もう、なんか、言葉いらないね。
 
あの、セリフのいっさい無い、見開き。ドキドキと、笑いと、ドキドキと。
そして、ページめくった1枚絵の、美しさ。
 
何ページか前で、乗馬をしはじめた二人の遠景を、ページ上半分使って広々と描いているから、このページもまた、読者には遥かに広がる雪原が脳裏に広がるので、いっそう美しく見える。
雪。白樺。馬の息の白さ。遠くの山々。広い空。
十勝の大自然の中で。
ああ、エドとウィンリィが旅立ちの駅であったように、この二人にはこの大自然こそが象徴なのだ、と。
 
 
は~。幸せ。
私、銀の匙好きでよかった。
こうしてずっと連載追いかけてこれて、ほんとに良かった。
 
次回はまたちょっと間が開くそうだけど。
八軒父の思惑、駒場の将来、まだ描かれてない事柄が残ってるから。
それらもじんわりと、馬鹿々々しいギャグと騒々しい仲間たちを混ぜて、温かく優しくちょっぴり厳しく描いてくれると思うので、次の掲載をずっとずっと楽しみにしています!!
 
 
 
巻末の作者ひとこと。
先週は「無意識に開いてしまう携帯アプリは?」という質問。
荒川先生の返答は「無いなー。アプリぜんぜん使ってないです」
うん、納得w
今週は「会ってみたい動物はいますか?」
荒川先生の返答は「UMA的な何か…クッシーとか」
そうなんだwww
 


アルスラーン戦記風塵乱舞DVD1巻買いました

え?

荒川弘の本はぜんぶ買う。でも映像メディアは手を出さない。それが私のポリシーじゃなかった?

 

あと、アルスラーン戦記のアニメ化は嬉しいけれど、荒川先生のコミカライズを放っておいて、その先までアニメでやってしまうなら、荒川弘が漫画を描く意味って何なのさ、って、怒りと恨みでドロドロのぐるぐるになっていたよね?

 

あー。

うんまあ。そうなんだけどね。

べつに、DVD買ったわけじゃないから。

荒川弘先生の美麗なBOXを買っただけだから。4コマも読みたかったし、イベント抽選券もついてくるっていうし、そしたらついでにDVDまでくっついてきただけだから。

べ、べつに、アニメなんて好きじゃないんだからねっ!

 

  

嘘です!

アニメも含めて、アルスラーン戦記が大好きです!

 

パッケージ素敵~♪ エンドカード可愛い!4コマ楽しい!わーいわーい。←

 

 

そんで、アルスラーン役の小林裕介さんの「ポスターお渡し会」にも行っちゃったよー♪

 

 

声優イベントって初体験!

ちょっとトークして、あとは流れ作業でポスター渡すのかと思ってたら、一人ひとりと会話するという。

すごい、アイドルだ…。

こんな、オタク女どもが嬉し恥ずかしでオロオロ話しかけるのを、にこやかに聞いて上手に相槌うって、笑顔でポスター渡すなんて、これを男女逆転したのがAKBとかのイベントなのかーそうかー。

 

ランダムで小林さんのサイン入りってことだったけど、残念ながら外れました。

いや、こんな純粋から程遠い輩には、サインなんて当たるはずが無いんだけどねw

 

それからアル戦バレッタです!

もーさすがよねグルーピーズ。この、オタグッズをオタと知られないデザインとクォリティで仕上げてくるところ!

これからの季節にぴったりの落ち着いたデザイン。いや~使っちゃいますよ。うふふ幸せ~v 

 

あと、ヤシャスィーン本1.5も買いました!

 

 

ほら、活字は信頼できるから。何がどうなってるのか、誰がどういう思惑なのか、できるだけ知っておきたい。

あとさ、あとさ!

おっかけのファンさんが教えてくれたんだけどね。

どこでもしゃべる言葉は定型で、たまたまそこでだけしゃべった言葉は本音なんだって!だから舞台挨拶とか映画も観ないで追いかけるんだって!ぜんぶ聴くとそのキャストの本音が聞けるから、そのために3回分チケットと追っかけ交通費なんて屁でもないんだって!

 

わかる!わかるよ!私も荒川弘先生の発言をすべてひとつ残らず聞きたいもの!言葉を切って話題を司会や編集さんに渡すタイミングだって知りたいもの!そこに、話すこと、話さないことの判断があるからさ、それらを蓄積して、脳内整理して、そういうことかー!って気づくとめっちゃ嬉しいよね!愛だよね!愛!!!

 

 

その阿部監督がね。こんな風におっしゃっていました。

ヤシャ本の、阿部監督、脚本の上江洲さん、キャラデザの小木曽さん、アルスラーン役の小林さんの鼎談です。司会はライデンフィルムの土田さん。

 

 

 

「最後のところは荒川先生の終わり方と同じように我々もしたい」

そうか。阿部監督はそういう風に思ってくださっているんだ。

 

私、阿部監督のことすごい好きなの。とつとつと、言葉を選んでしゃべるとこ。

誰が一番いい、みたいなことをなるべく言わないところ。どれかを一番って言うと、それ以外は一番じゃなくなっちゃうから。

ラジオで花江さんのエラム役について、飛び抜けた能力を持つでもない普通のキャラだからこそ、花江君のような役者に演じてもらうことでキャラが立った、花江君にやってもらって良かった、っておっしゃっていたこと。

声優もキャラも立てた回答を、計算とかじゃなくて、ぼそぼそと、誠実に、お話しなさるところ。

一昨年3月の映画館でのトークで、開口一番、私は雇われ監督ですから、っておっしゃったところ。作家ではなく職人として、求められるものを作る監督であること。

 

 

小木曽さんはアニメ誌でもDVDブックレットでも、いつも荒川弘先生の絵について言及する。それは荒川先生の絵を立ち位置とする仕事だからだけれども、それ以上に、コンペで彼を推したのが荒川弘だから、だと思う。

上江洲さんを選んだのは講談社ライツ部の立石プロデューサー。上江洲さんの発言には立石さんの想いがある程度反映していると、私は思う。

 

小林さんは、キャスト。

キャストの発言は、制作委員会の指図の元にある。これは無印からFAへの、あるいはコナン毛利探偵交代の、また酷評された進撃実写の、キャストたちの様々な発言を読んできた人たちが知るとおりに。

小林さんがアルスラーン戦記という作品に、すごく深い想いを持ってくれているのはよく分かる。ラジオを聴いていても、ほかの番組にゲストで出ていても。

それでも彼はキャスト。役職には、言うべきことと、言えないことがある。

 

上江洲さんと小林さんは「皆さんが応援してくれればすぐにも」

阿部さんは「荒川先生を待って」

小木曽さんはノータッチ。2期の話だけ。

 

たぶん、3期は本当に決まっていないんだろうなあ。

でも、決まってない、って言っちゃったら、無双が抜けた穴を継いでくれたアルスマホに申し訳ないし、応援してくれたら、お金出してくれたら、次があるよ、って言わなきゃならないのはわかる。12月にDVDリリース終わって、それから3カ月もあとにヤシャカニなのも、いろんな結果を見て、それから決めるんだろうなって感じがする。

 

 

こんなこと言うと、嫌な気持ちになる方がいるかもしれないけども。

もし、荒川版を待たずに3期になって、そして”スケジュールの都合で”阿部監督が交代になったら。

この発言が原因なのかもな、と私は考えちゃう。

もちろん阿部監督はそんなに強く主張はしないで、先行と決まったならその中でベストを尽くす方だと思う。

職人は、与えられた条件でできるだけのものを作る人だから。

そしてプロデューサーは、できるだけ多くの資金と、最適なスタッフを集める人。

だから、制作委員会が、もっと”最適な”スタッフがいる、と判断したなら、交代させて、作品を世に送り出す。それが仕事。誰が悪いということなんてない。

黒須礼央プロデューサーは、無印鋼から鋼FAで声優交代させたときのプロデューサーのひとりだから。

ただ、ミロスの人脈生かして日5アニメやって、アニプレから移ったユニバーサルでそれなりに足場ができたでしょうから、もう彼も急ぐ必要は無いんじゃないかな、とは思うけれども。

 

 

私もね。

早く3期やったほうがいいな、と思ったりもしました。

すぐやらなかったら、やっぱりアル戦打ち切りなんじゃん?って言われちゃうかもしれない。

アニメから入った人はきっとアニメを待っている。ぜったい3期あると信じてる。なのに私みたいな頑固な荒川ファンが、荒川先生が描いてからアニメ化してほしい、ってそんなこと、アル戦を邪魔してることにならないのかな、って。

 

でも。

私は、やっぱり、荒川弘先生が漫画を描いてから、アニメ化してほしい。

それが無理なら、きちんと正しく、原作・田中芳樹/キャラクターデザイン原案・荒川弘 とクレジットしてほしい。

 

2期のプレスリリースは、「荒川弘原作のアニメ『アルスラーン戦記』、その2期『アルスラーン戦記風塵乱舞』」

それは嘘じゃない。でも、正しくないよ。

 

だって、荒川弘はまだ描いていないのに。

 

まるで荒川弘作品のように売ることは、田中芳樹の大ファンの脚本家上江洲さんにも失礼だし、スタッフを率いる阿部監督にも失礼だと思う。

 

 

 

先生は堅実に文庫1巻をコミック3巻で描いている。それは2巻が出た段階で明確なこと。減ページ後、コミックスは年2冊。

先生のペースが本当に崩れないのは、鋼27巻を9年で出したこと(年3巻・出産を挟んでも)、百姓を年6本(鋼最終回で連載が跳んでも増ページで対応)連載して2年ごとに1巻出しているのでも明らか。

だから、アルスラーン戦記も、数えればアニメ化の予定が立つ。

次の6巻で文庫2巻が終わる。

文庫3巻は2018年春の単行本で終わる。

4巻は2019年秋の。

ご家族の病気療養が終わり、下のお子さんが小学生になれば年3回発行になるかもしれない。でも、たとえ年2巻でも、2024年春には文庫7巻の最後の場面が描かれたコミックス21巻が出るんです。

その時、阿部監督はまだ監督をしているだろう。声優さんも主要メンバーは現役だろう。鋼の最終回が2010年なのだから、7年かそこら、ぜんぜん待てる年数です!

 

なので、その時に。

イチから作り直してなんて贅沢は言わない。アニメはアニメの良さがあったもの。

だから、アニメの続きに強引に荒川漫画をくっつけるのでもいいから。

ちゃんと、荒川弘が描いたあとに、「荒川弘アルスラーン戦記のアニメ化」をしてもらえたら、いいなあ~、なんて、思っています!

 

 

 

 

 

 

 

 

super-groupiesより銀の匙silverspoonラバーブーツ発売!

『銀の匙 Silver Spoon』より、八軒勇吾モデル、大蝦夷農業高校モデル、ホルスタイン部モデルのラバーブーツが登場!レインブーツとして雨の日もおしゃれに着こなせる♪

  

 

ちょっ?!

ルーピーズってオタクをオシャレにカモフラージュするアクセサリとファッションアイテムのお店ですよね?

靴ってパンプスとかスニーカーですよね?

  

それが、長靴?

ガチの作業用長靴?!

  

製作は北海道の第一ゴムって。

第一ゴム株式会社

真面目な、雪道・アウトドア・作業用の長靴の会社が。

すげえ。

  

デザインとかも、こーして見るとすごいイイんですけど!

 

なんつか、さすがグルーピーズ!ですよね?

この、「わかってる」感。

  

どうしよう。

欲しい。

でもでも、短足チビには履けない!

サイトにあるモデルさんみたいにオシャレになんてぜったい履けないーーー!

  

あー、いいなあ。特にこのホルスタイン柄とか。

でもコレクションアイテムとしては、嵩張るなあ……!

  

あの、これ、帯広競馬場とかの銀匙ショップでお土産に通年販売とかしないんですかね…やっぱり今だけ限定商品ですよね…。

  

あー、迷うわ~!

そして、こんな風にグッズが出たってことは、いよいよ最終回が近いのかしらとか、三期アニメ化もしかして水面下で動いてないかしらとか、どきどきソワソワしてしまいます…!

季刊エス55号に荒川弘アルスラーン戦記インタビュー!

季刊S(エス) 2016年 10 月号

買って!ぜひ買って!

インタビューたっぷり6ページ&仕事場写真見開き2ページ!

 

 

写真の解像度が悪いのはわざとです。

だって今日発売だもの、買う楽しみを残しておかなきゃ!(笑)

 

原作では黒髪のタハミーネを白っぽくキャラデザした理由。

ダリューンの槍のフサ飾りはダリューン自身が?!

ナルサスの髪型の理由は。

「後から出てくるキャラに関しては、描いて物語を進めていくうちに固めていこうかなあという感じでした。だからアニメが先行しちゃって、『あー、どうしよう!』と(笑)」

 

「 サンデーの担当さんから『八軒と御影と吉野を三角関係にしたらどうでしょう』と提案された時も『ナシです!』とピシャリと断りました。異性に限らず物事に一途な人が好きなんです」

 「 上野でやっている『黄金のアフガニスタン展』は行ってきましたよ」「めちゃめちゃ面白かったです」

 

ほか、いろいろ。初耳のお話しがたくさんあって、ほんと面白い!

 

しかもサイン色紙プレゼントあります!

かわいい…!かっこいい…!!

日付けは8月22日。おー、荒川先生、8月は初旬にハガレン映画の撮影現場に見学行って、下旬はエスの取材を受けてるんですね!

その間に銀匙の原稿かいて、すごい充実した夏!お疲れ様です!

 

あー、先生のインタビュー、大好き!

仕事場写真も、「ザンデの剣、設定追加しました」とか、「街はフリーハンドで。王宮はモノサシOK」とか、雰囲気あってたぎりまくり!!

 

買って!

買って読んで!

もー、ステキだから~~~!!!