寝言は寝てから

荒川弘ファンのてきとうなおしゃべり。

銀の匙アニメ2期、最高でした!!!!!

荒川弘史上最高のメディア化だったと思います!

すばらしかった。

すばらしかった!

荒川弘は天才だけど、出合小都美監督も、いえA-1 Picturesチーム出合も、間違いなく天才だと思う!

バトルより日常の普通の動きのほうが難しい。

そして感情の微妙な動きをあらわすのは、「動きのメディア」のアニメにはもっともっと難しい。

でも、銀の匙はそれが出来てた。

声優さんの演技が感情を拾うんじゃなく、絵も構図も動きのタイミングも感情を表してて、その上に声優さんの演技があった。

丁寧な作画も、背景の透明感ある色彩も、優しい音楽もすごく良かった。

でも何よりも銀の匙で素晴らしいのは、タイミングです。

ギャグの間。

沈黙の一瞬。

原作の重要な各要素をこれでもかと24分に入れ込んで、けれど慌しさが無くて。

鋼無印もシャンバラもFAもミロスも銀匙実写映画も、荒川作品は常に賛否両論。

それは受け取り手の思い入れが強すぎるから。

あまりに物語の浸透力が高いから、誰もが作品を「私のもの」だと思ってしまう。

だから別の形を提示されると、自身の「内面」が侵されたような気持ちになって、戸惑いや反発が否応無く沸いてしまう人がいる。

いい作品だと頭では分かるけれど、どうしても胸が痛くて認められない。

でも、銀匙アニメ、特に二期は、誰もが賞賛した。

こんなに振れ幅が小さいメディア化って、こんなに「良かった!」「面白かった!」ばかりの作品って、他に無いよ。

無印もシャンバラもFAもミロスも実写も、どれも素晴らしかった。

私には感謝ばかり。

でも、ほとんどのファンが幸せになれた、という点で、銀匙アニメは記念碑的作品だと思う。

すばらしかった!

すばらしかった!!

アニメスタッフの皆様、本当にありがとう!!!

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