寝言は寝てから

荒川弘ファンのてきとうなおしゃべり。

好きな漫画

夏休みです!

帰省のときは漫画を2冊。本は酔うけど漫画はへーき。

今回のお供は、ぱら読み用が「聖おにいさん」、どっぷり用が「海街diary

どちらも電車で読んでてもOKなタイトルってのもポイント!(笑)

海街は、こんなに誰も彼も知り合いなはず無いじゃんってツッコミしちゃうんだけど、でも読み終えるといつも涙がじんわり滲んじゃうし心が潤ってるのが感じられて、ほわ~少女漫画の完成形だわあ~って感心する。

少女漫画は恋愛ではなく、主人公の半径10メートルを細やかに細やかに描くジャンルだと思ってる。

聖おにいさんは、平和だなあ~って思えるのが好き。教養がないから分からないネタも多いんだけどね!

挟まってた広告が鬼灯の冷徹だったのにもウケた!天国から地獄まで、ほのぼのギャグは世界を救う!(笑)

青年漫画では今は「軍靴のバルツァー」が好き。

表紙絵を見て、あっ森薫さんとどこか同じ匂いがする!これは好みだ!と思ったら当たりでした。

主人公バルツァーは、鋼のハボックがマスタング並みに有能な軍人ならこんな感じって男。プロイセンあたりの時代設定も美味しく、派手な戦闘以上に地味な兵屯や政略や当時の文化を描き込むとこが好み。

そうそう、「乙嫁語り」の最新巻は良かったねえ!

アル戦の感想で、騎馬戦は乙嫁のあとに読んだから物足りなく感じた贅沢な話だけど、ってのがあって、ほう、あの森さんが動きのある絵も上手いとな?と読んでみたら、いや上手かった!!私、荒川弘先生を崇め奉ってるけど、悔しいけど、その感想に同意するよ!

そして私が好きな中で一番マイナーだと思うから応援してるのは「将国のアルタイル

アル戦好きならきっと好きだよ!って感想をちょろちょろ見かけて気になってたら、とあるレビュアーさんが4巻までは我慢しろ面白いのはそれからだ!とすごいお勧めしてて、よしこれは読まねばなるまい、と。

これが素晴らしいこと!

何がいいってオリジナルで多数の国が絡む軍事ものであること。

皇国の守護者」(好きだった!)を思い出す、って感想見たことあって、あのハードな話とどの辺が?と思ってたんだけど、政治上の駆け引きとか確かに似てる。

華麗な絵柄なので耽美陶酔タイプかと穿ってたけど、何のなんの!

巻数を重ねても絵は乱れず、物語はすごみを増して作品とともに作者が成長してるのが感じられるのがイイ!

という訳で、好きな漫画話でした。

挙げてる漫画はぜんぶ作者が女性。

寄った訳じゃないんだけど、でも私は不思議に、女性作家さんの話のが当たりだ!ってのが多いんだよなー。

車窓に流れる緑をながめながら、のんびりと漫画を読む。

はー幸せー!