アニメージュアニメディアニュータイプ
今月のアニメ誌御三家。
まず、7月発売8月号の「フリースペース(作品指定投稿欄。作品のスタッフが順位付けと寸評をしてくれる)」が、アルスラーン戦記!
チーフキャラデの小木曽伸吾さんがご登壇だそう。
投稿は6月1日消印有効です。イラスト描ける方、ぜひチャレンジ!
アルスラーン戦記は、巻頭特集以下8作品ほど紹介された中のひとつ。見開き×2の4ページ。
かっこいい!!!
ほんと良いよ。これ版権グッズにぜったいなるね!
いや~、私、木村さんの絵って好きかも。構図がね、イイのよ。
テキストは、ナルサス役浪川大輔さんとエラム役花江夏樹のトーク。
二人ともトーク上手いのが、テキスト通しても伝わってくる(笑)
見開きいっぱいに活字が並び、読み応えもばっちり!
浪川さんの語るナルサス
「気取っているところや神経質な面もあるのですが、ストレートに思ったことを口にする」「変わり者」「自分は自分なのだとういう自負」「わかりやすいものではないと思いますが、(中略)(アルスラーンとダリューンの)主従関係の中に入っていこうと思ったら、そういう強いものがないと一緒には居られないと思います」
花江さんの語るエラム
「年齢のわりにしっかりした」「アルスラーンとは年齢が近いということもあり(中略)一緒にいて一番自然なポジション」「お互いに今まで自分の中に無かったものを吸収し、成長しているのだと思います」「ナルサスを注意する時はお母さん感が出ればいいな、と(笑)」
画面にいない、アルスラーンやダリューンを話題に載せるとことか、うまいなあ~。
他の組合せが好きなファンも、ニヤニヤしながら頷いちゃうことでしょう♪
浪川「気持ち的にはどちらが上ということもないかと」
花江「エラムがわりと一方的に『やっておきました』と(笑)」
浪川「エラムも若いといえど、子の世界では立派な青年ですので、出て行こうと思えばいつでも出て行けると思いますから。(中略)ある意味、さっぱりした関係だとも思います」
アルスラーンに仕えることについて
浪川「自分の求めているものだけでなく、それ以上のものをアルスラーンに感じたからでしょう」「興味と自信があったから」
花江「エラムも、アルスラーンが決して『こういえば仲間になるんだろうと計算しているわけではないとわかっています」「徐々に(中略)アルスラーンを自分自身にとっても『殿下』ととらえて、お仕えするように」
浪川「そのおかげで、最近ではエラムが全然ナルサスのお世話をしてくれないんですよ」
花江「ナルサスとダリューンのことは『あの二人のことなら心配には及びません』と信頼しているので、『じゃあ私は殿下を』と」
浪川「いやいや、髪とか乾かしてほしいじゃん。長いんだから(笑)」
花江「それくらい自分でやってください!(笑)」
はい!キャラとキャラの関係性が大好きな皆様!
萌え転がりそうなネタがバンバン飛び出しておりますよ!
ギーヴについて
花江「浪川さん、以前から『アレ、おいしいよね』って言ってましたよね(笑)」
ファランギースについて
浪川「一本筋が通っていて、二本目はありません、見たいな感じ(笑)。坂本さん自身も、凛としています。プロフェッショナルな感じで……僕が喋ると余計なことを言ってしまいそうなんですけど(苦笑)」
花江「田中芳樹さんがアフレコ現場にお見えになった時に、ファランギーズは紅一点なので、とても楽しみにしています』と仰っていて、その時にハードルが上がっていくのを感じました(笑)」「坂本さんも動揺されていました」
浪川「坂本真綾も人間なんだなって思いました」
花江「余計なこと言っちゃってるじゃないですか!(笑)」
まったくもう、仲良しだなあオイ!(笑)
いやー今月のアニメージュはほんと面白かった!ありがとうございました!
雑誌後半のその他作品の中のひとつ。見開き2ページ。
イラストは高田晴仁さん。アルスラーンとダリューンが洞窟の隠れ家で剣の稽古のシーン。二人の顔のどあっぷでアルスラーンの必死さが伝わってきます。
が。
アニメにはこのシーンが無いので、読者さんには意味不明なイラストに(悲) なんで主従で戦ってんの?みたいな…。
タイトルは「王都奪還のために! 同士を集める天賦の極意 人たらし」となっていて、プロデューサー黒須さんのインタビュー。内容はタイトル通り。
メディアは読者層若いから、次回は思い切ってパラレル的なイラストで行きましょうよ土田さん!
色合いも明るめの、楽しい可愛いシチュエーションがいいと思います!←自分の好みを主張(笑)
巻頭特集の次、主な作品6作のうちのひとつ 見開き×2の4ページです。
(あ、先月は未掲載だったのに扱いランクアップしてる!)
イラストはコンセプトデザインの新妻大輔さん。
旅の途中、森の木陰で、木にもたれ眠るアルスラーンと優しく見守るダリューン、料理をするエラム、絵を描くナルサスの4人です。束の間の休息という感じで良い雰囲気♪(でもあの、ナルサスの手と紙と筆の位置関係が謎なんですが…?)
テキストはシリーズ構成の上江洲誠さんインタビュー。
黒地に渋い金色の活字という、かっこいいページデザイン。
キャラ推しキャスト推しのアニメージュと好対照に、こちらは「戦記」推し。
読者層をよく掴んでます!
上江洲さんのトークも、まずは田中芳樹の原作から。
思春期に図書館の海外ファンタジーを読みつくした後に、日本でもこういう小説が出た。と、このあたりはトークで語っていたとおり。(スタッフトークのレポはこちら!→TAAF テレビアニメフェスティバル2015春 MBS『アルスラーン戦記』トークショー レポート! )
「とにかく地の文、語りがうまい。この小説を書いた頃の田中先生って、今の僕と同じくらいの年齢だと思うんですけど、僕がこの文章を書けるかといったら、到底無理です。」
上江洲さんのトークは、柔らかな(時にふざけたりの)中にも、モノカキの自負が滲み出てるなーって思います。
「荒川先生のコミック版をベースにそれを補う形でシリーズ構成を進めています」
「今回、現場でよく言っているのは『アルスラーン戦記』は大河ドラマなんだ、と。ダリューンというカッコいい武将がいて、アルスラーンというナイーブな王子がいる。(中略)彼らの生きざまを、いかに視聴者の方たちに面白がってもらえるか」
「(先行試写で)思わず横にいた阿部監督に『これおもしろいヤツですよ!僕、毎週テレビの前に待機しちゃいますよ!』って言っちゃいました。監督はすごく穏やかな方で、会議中にガンガン話すタイプじゃないんです。(中略)完成したフィルムを見て、『ああ、阿部監督がめざしていたのはこういうものだったのか』と」
まずは8話目の明日がひと区切りとのことですが、さて、どこから上江洲版として枝分かれするのかしら?
どきどきワクワク。楽しみにしています!!!
この他の雑誌では、テレビステーションの小林裕介さんのインタビューも読みました。内容はさらっと普通。キャラ図とかたくさん載ってて、ちゃんとした作りでよかったです!
(いやあ、先月のテレビぴあは酷かったからなあ。記事じゃなくて写真が。色がすごい悪くて、驚いたよ…)
日経エンタテインメントは、藍井エイルさんのワールドツアー記事が載ってました!あとオリラジの漫画紹介でアル戦を取り上げてくれたのもよかった!三国志ファンタジーという万人向けの紹介ですが、こういうさらっとした紹介が大事なのよね~。
トーキョー アニメ ニュースの土田プロデューサーインタビューはとても面白かった!
トーキョー アニメ ニュース 「アルスラーン戦記」特集 第2回 アニメーションプロデューサー 土田大亮インタビュー(前編)
エンディングの話題で、オープニングは戦記もの感を、エンディングは大河感を現したかった、ということで、NTの上江洲さんと同様、キャラもの、戦記、大河、の3つがキーワードなんだなーって思いました。
以上!
アニメ誌御三家&今月のニュース記事ちょこちょこ、でしたー!
追記:
拍手コメントありがとうございます!
エトワール良かったですよね!蜂蜜色の瞳、カラーで見るとさらに素敵。エラムとのバトルもスピード感あって、何より声優さんの熱演が!色も音もアニメならでは。ほんと楽しいです。
あとギーヴの無駄にキラキラ☆も上手くて! ギャグすぎない調整とかすごく気を遣ってるのが感じられました。星が落ちるとことかタイミングばっちり(笑)
「おっさんの一目ぼれシーンをここまでアニメで表現できるとは」
あははは!(笑) ほんとその通り!
明日もほんと楽しみです!コメントありがとうございました!
拍手コメントありがとうございます!
弓矢、ほんと?!と既巻&雑誌ひっくり返して見てしまいました。
ほんとだ!
騎乗だと矢は外側(親指側)につがえ、立射だと人差し指側でした。
すごーい!!!
銀の匙で流鏑馬イラストがあったのでそちらも確認。親指側でした。「パルティアンショット」のレリーフも親指側。へえええ。
立ってるときは手の甲を上に弓を寝かせる形でも射るので、それで矢が人差し指側になるんですね。
アニメはアクション監督の木村さんがどう設定してるかですね。オープニング映像もチェックしなくちゃ。
教えてくださってありがとう!
エラム、花江さんご自身が声をやると思っていたのに、えっ女性声優さん?って勘違いしちゃうほど上手かった!ギーヴも、前髪くるん♪とか、両手を広げたり握ったり、動きがいちいちかわいくて、すごい良かった!あのコンテ描いた方、すごい難しくて楽しかっただろうなーv
コメントありがとうございました!