寝言は寝てから

荒川弘ファンのてきとうなおしゃべり。

アニメアル戦

先週の3話、良かったねえ!
とくにAパート。
梶さんが、十代前半、十代後半、そして闇落ちと、きっちり演じ分けていたのが素晴らしい。
ヒルメスのわずかな表情の変化ににじむ感情、水辺の逢瀬、美術さん全力の美しい雲、そして背伸びをするイリーナの足首!!!
ここはね、きっと荒川先生を超えてるね!
もちろん先生も、こっ恥ずかしいじれったい恋愛はむっちゃお上手ですけどw 
でも、あの透明感や切なさは、アニメイルヒリならではと思う。良かったです!

対して、アルスラーン旅立ちの場面は、荒川版のが見たいなあ、って思っちゃった。
だって荒川先生ならぜったい、アルスラーンを見送るモブ兵の、戸惑いや痛ましげな表情を描くでしょう?
そういう、脚本にない、セリフも名前もないキャラクターも、共に物語をつむぐのが荒川漫画の魅力だから、そゆとこはちょいと物足りないなと思っちゃう。

でも相変わらず美術が素晴らしいし(絨毯の模様や壁のモザイクが眼福~)、音楽は美しいし、全8話だからかものすごく絵に力入ってる。特にエラムのキメ顔が毎回きっちり美麗なのがうれしい。キャラデザ的には地味なこういうキャラをきれいに描いてくれるとスタッフさんの愛情が感じられますv
物語はすっげ早いけど、ぎゅうぎゅうに圧縮して描きたいところだけ描くぜ!て割り切ってるとこが逆にすがすがしい(笑)

今日からいよいよギランですね!
原作をどう改変して全8話の決着をつけるのか、楽しみです!

いやーそれにしても、足首。良かった。←フェチ?w