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寝言は寝てから

荒川弘ファンのてきとうなおしゃべり。

荒川弘は!ノマカプ界の!世界イチぃぃぃーーーーーーーーーー!!!

サンデー銀の匙読みました?読みました?
えっ読んでない?!
なんてこと!
今すぐ先週号から読まなきゃですよ!先週号も電子書籍でありますから!今週号はまだ書店にありますから!!
 
 
まず、先週号です。
雨でしたね。
 
そう。ドラマでもアニメでも漫画でも、フィクションは、必要なものを描き、不要なものは省く。
だから「なんでもない時に雨は降らない」
雨は、気候の説明か、予定が変わる理由か、さもなくば、悲しさ・さみしさ・悔しさ・不穏・怒りといった「場の空気」を表すために、降らされる。
雨や風や光は、心象風景。
 
で、先週号。
銀の匙のこの場面は、喜びの場面。わーい嬉しいな、じゃなくて、全身で表すほどの喜び。
なのに、曇天で、小雨が降っている。
ここがね。
銀の匙だなあ!って、思ったんですよ!
 
もちろん、2013年12月10日の帯広地方のお天気は、雨/小雪でした。
でも、日付と天気を合致させて、リアル感を出す、ってのだけじゃなくてね。
 
そのあとの、怒涛のギャグ。
入れ替わり立ち代わり、八軒をゆさぶりまくる電話の数々。
(あれ、最高に面白かった!リズム、キレ、コマ配置とキャラの配置、ページめくり、すべてが計算されて、それ以上になってて、先生がノって描いてるのすっごい感じた。銀匙全体でもトップクラス!って感じるくらい、キレッキレなページだった!)
そのさ。
誰かにとっては人生の一大事なのに、他の誰かにとってはそうでもない、ってところ。
一人の人の、焦りや必死さなんてどーでもいいところで、命はうまれ、世界は回る。
そういうのをね。
個にとっては大変な出来事でも、世界から見たらいつもどこかで起きている様々な出来事のひとつ。
個人の都合にかかわらず自然はその摂理に従い流れていく。
っていうことを。
諦念や虚しさや諦めや孤独ではなく、喜劇と歓喜とで描いちゃうってところがね。
 
ああ!
銀の匙って、本当にいい漫画だなあ!
ほんとうに、いい漫画だ。
と、そう思いました。まる。
 
 
そして今週号です。
 
荒川弘は!
ノマカプ界の!
世界イチぃぃぃーーーーーーーーーーッ!!!
 
もうね。
もう、なんか、言葉いらないね。
 
あの、セリフのいっさい無い、見開き。ドキドキと、笑いと、ドキドキと。
そして、ページめくった1枚絵の、美しさ。
 
何ページか前で、乗馬をしはじめた二人の遠景を、ページ上半分使って広々と描いているから、このページもまた、読者には遥かに広がる雪原が脳裏に広がるので、いっそう美しく見える。
雪。白樺。馬の息の白さ。遠くの山々。広い空。
十勝の大自然の中で。
ああ、エドとウィンリィが旅立ちの駅であったように、この二人にはこの大自然こそが象徴なのだ、と。
 
 
は~。幸せ。
私、銀の匙好きでよかった。
こうしてずっと連載追いかけてこれて、ほんとに良かった。
 
次回はまたちょっと間が開くそうだけど。
八軒父の思惑、駒場の将来、まだ描かれてない事柄が残ってるから。
それらもじんわりと、馬鹿々々しいギャグと騒々しい仲間たちを混ぜて、温かく優しくちょっぴり厳しく描いてくれると思うので、次の掲載をずっとずっと楽しみにしています!!
 
 
 
巻末の作者ひとこと。
先週は「無意識に開いてしまう携帯アプリは?」という質問。
荒川先生の返答は「無いなー。アプリぜんぜん使ってないです」
うん、納得w
今週は「会ってみたい動物はいますか?」
荒川先生の返答は「UMA的な何か…クッシーとか」
そうなんだwww