寝言は寝てから

荒川弘ファンのてきとうなおしゃべり。

ののやまざきさんのインタビュー!

天元突破グレンラガンのコミカライズ(こちら)を連載中の、ののやまさき先生は、荒川弘先生のアシスタントだった「のの」さんです。

ハガレン後期、絵に詳しいファンの間で「すごく上手いアシさん入ったね」と話題になってたののさん。当時はまだ大学生だったんですね!

その、のの先生が月刊ヒーローズで語ったインタビューを、ツィッターに上げてくださっています。

漫画家を目指す方用のインタビューですが、のの先生ファン、荒川先生ファンも必見です!


https://twitter.com/nonoyamasaki/status/777464031095328768

https://twitter.com/nonoyamasaki/status/778574243172790278


「そもそも『グレンラガン』に最初に触れたきっかけは、荒川先生がガイナックスが大好きで『ガイナックスのロボットアニメの新作!見ないわけにはいかない!』って、とても楽しみにされていたんです。(中略)荒川先生に仕事場は、普段は朝遅いんですけど、『グレンラガン』の放送がある日曜日の朝だけは早かったんです。」


「当時のアシスタント仲間だった人たちで話していると、必ず『荒川先生の仕事に対する姿勢を見てきた私たちは、もっと頑張らないといけない』って話になるんです。(中略)あんなに売れている先生が、あんなに誠実な仕事をされている。そういう先生の『背中』を見てきているので、私たちはまだまだ頑張らなければならないし、たとえ売れたとしても勘違いしてはいけない、と」


「先生が元アシスタントの漫画家数人を飲みに誘ってくださったんですが、その時に荒川先生は『ようやく、いろいろ喋れるね』と言ってくださって。ちょうど私たちは漫画家として、仕事を回していく立場になった頃で、アシスタントの頃には分からなかった様々な苦労が、やっとわかりかけた時期でした。漫画家としての話ができるようになったということが、すごく嬉しくて。」


読むだけで胸が熱くなる、真摯で明るくて、柔らかい口調に芯の強さを感じるお話しぶり。

ほんと、読んで!ぜんぶ読んで!

(ツィッターの画像が縮小表示で読めないときは、右クリック→新しいタブで画像を開く か、 画像を保存、で、拡大できるようになります!たぶん)


2011年に出た鋼の錬金術師CHRONICLE、グレンラガンの脚本の中島かずき先生がゲストでしたね。荒川先生が対談ゲストに呼んだ二人が、JOJO荒木飛呂彦先生と、中島先生という先生の趣味と敬意のど真ん中がよくわかるセレクトw 普段は呼ばれる側の荒川先生が呼ぶ側になって張り切ってらっしゃる、楽しい対談でした!

のの先生もこのとき、中島先生からサインもらったりとか、したのかなあ?

まさかそのコミカライズを自ら手掛けることになるとは、この時は思ってもいなかったでしょうね。すごいなあー!

 

私ね。

荒川先生がオリジナルじゃなくて、アルスラーン戦記のコミカライズをするっていうの、なかなか受け入れづらかったの。

でもね、のの先生はグレンラガンを、ひのでや参吉先生はスプラトゥーンを、藍屋球先生(あいやーぼーるさん)は盾の勇者の成り上がりを、コミカライズしてるじゃない?

そうやって、゛戦友“がコミカライズを戦いの土俵にしてるなら、先生もまた、もっと面白いコミカライズをやってやる!って燃えてらっしゃると思うのね。

だから、先生がそこを戦いの場にするのなら、戦うのは先生で私は応援しかできないんだから、やっぱり応援しよう!心から楽しんで応援しよう!って、そう思ったのです。

 

あとね。ぜんぜん別の話だけれど。

ある漫画賞で入賞した新人作家さんがね、荒川先生に会ったとき、「先生のような漫画家になれるようがんばります!」って挨拶したんですって。

そしたら先生、笑いながら「私みたいな、じゃ駄目よ。私を超えるつもりで描きなさい」とおっしゃったんですって。

又聞きだから、言葉やニュアンスは違うと思う。

でも、うん、荒川先生そう言いそう!ちょっと冗談めかして、でも真実本気で、そういってエールを送りそう!って、その話を聞いたとき、思いました。

 

のの先生、素敵な熱いインタビューを掲載くださり、ありがとうございました!

これからのご活躍もお祈りしています!!