銀の匙42
サンデーに百姓貴族の広告載ってた。
がんばれ新書館(笑)
荒川先生は、八軒の心の成長を、丁寧に丁寧に書いている。
スポーツもの、冒険ものだと、まずイベントがあって、その過程で登場人物が成長していくけど、銀の匙はテーマそのものが八軒の成長だから、イベントもぜんぶ、八軒の成長のため。
だからイベントも、次は全国大会!とか、敵がいきなり襲ってきた!とかそういう流れに任せられない。
作者が設定したイベントを作者が考えた順序に起こせる、それってきっと、型があるよりずっと難しい。
些細なイベントの、地味な話の積み重ね。
アニメでも、バトルより、日常動作のほうが動かすのむずかしいんだって。日常動作でキャラの内面や感情を描くのが、むずかしい。
うん、それ、分かるなあ。
こつこつ積み重ねて、時々ぱあっと、こういうコマがあるのが、いいよね。
あー。気持ちいい。
良いとこで切って、次号は休載。
3回掲載1回休み、に私も慣れてきたってことは、先生も慣れてきてるから、こうして18ページ×3でお話をひとまとまり、も計算してるんだろうなあ。
今週のひとことは、「総理大臣になったら何をしたい?」
先生は「総理参加の国会大乱闘。」
相変わらず血の気の多い(笑)