寝言は寝てから

荒川弘ファンのてきとうなおしゃべり。

おもしろさとか

下に書いてたのの続き

面白い、は、興味深いと心地よいとに分けられるんじゃん?って考えてたけど、なんか足りない。

面白い、と感じるそのモトは。
?ワクワク
物語に添って、感情を揺さぶられるから。
ギャグで笑ったり、恋愛ものに切なくなったり、冒険にドキドキしたり。
?すげー
表現の巧みさに感動するから。
上手すぎる絵、美しい音楽、計算されたカメラワーク。

絵が上手いと、知らない話でも見てみようかな、って気になる。
タイミングがばっちりだと感情移入がよりスムーズで心地いい。
ワクワク と すげー は、共振関係にある。

だから、どっちかが足りないと、もう一方の足をひっぱる。
話は面白いのに絵が下手だからノれない、とか。
絵は上手いのに話が凡庸だから退屈、とか。

そんでもうひとつ、面白い、と感じるモトは
?スキ
キャラや、作り手が、好き。
かわいい。格好いい。愛おしい。

で、ワクワク と スキ もまた、共振する。
スキなタレントが出るからワクワクする。スキなアイドルが笑ったり泣いたりがんばったりするから、物語の中に入って、一緒に応援しちゃう。


けど、スキ と すげー は、共振しない。

アイドル映画で、アイドルが出てるだけでどーしよーもない凡作。
と。
アイドル映画のはずがすごい真面目な良い映画で、でもアイドルがチョイ役。
では、どっちが面白いか?

どっちも面白くて、どっちもクズ。
つまり、アイドルを見るのか、映画を見るのか、その差。


んで。
ツウな人たちはつい?を忘れちゃうんじゃなかろーか。
作り手さんとか。
売り手さんは?ばっか見てっから、それにうんざりしちゃう面はあると思うんだけども。

でもさ。
たとえば幼稚園のお遊戯。
園児の親と先生に「だけ」、面白い出し物。
でも、あそこには幸せがあふれている。
ファンフィクションも。
他人のキャラを使って定番の展開で自己満足の垂れ流しで。
でも、疲れているとき、寂しいとき、すっごい慰められて面白い。


ミロスで、うーむ…と思った人はたぶん、たとえば唐揚げが大好きで、ひいきの唐揚げ屋さんが唐揚げ弁当出したって聞いてわーいって買いに行って、だけど蓋を開けたら唐揚げが3個しか入ってなかった、そういう感じだったんだと思う。
うん、唐揚げは期待通りちゃんと美味しい。玉子焼きもソーセージもプチトマトも美味しいし、弁当としてはすごくバランス考えて良心的に作ってあって、いい弁当だ。
でも。
私は唐揚げが、食いたかったんだよなあ。
そりゃあ、唐揚げ弁当なら唐揚げさえ入ってりゃいんだろって、箱の右半分が茶色い唐揚げ、左半分が白いご飯に梅干一個、だったら、馬鹿にしてんのかおりゃー!って怒りまくるだろうけどさ。
でもなー、私は唐揚げが、食いたかったんだよ…。
てな感じで。


面白い、の要素は、ワクワク と、すげー と、スキ。
で、ワクワクは2回目以降はその魅力がだんだん薄まるんだ。物語・ストーリーってつまり、わかっちゃったらそれまでだから。
でも、知ってる話でも、何度見ても面白い、っていうのもある。
それはワクワクももちろんだけど、すげー と スキ のどっちかの力のが大きい。

上手いから、もう何度も見てて物語もタイミングもみーんな知ってるのにそれでもまた見ちゃう。
その、絶妙な技の心地よさに酔いたいから。
スキだから、もう何度も見てて物語りもタイミングもみーんな知ってるのにそれでもまた見ちゃう。
だって、かわいいんだもん格好いいんだもんステキなんだもん。


前回。
面白い、を、興味深い、と心地よさ、に分けてみたけども。
脳みそと感情
文字や理屈で表せるものと、あらわせないもの。

その二つのうち、興味深い=ワクワク、とした場合。
心地よさ、は、すげー と スキ の両方だ。
だから、すげー と スキ は、共振しない。



銀匙は、ワクワクあるいは興味深い、の魅力たっぷりな題材だ。
そんでもちろん、話運びの上手さは折り紙つき。つまり、すげーの面白さは十分。
で、気がかりなのは、スキ、んところ。
メディア展開した場合(きっとする!)、すげーの面白さはメディア化作品の作者のほうの力量に負うからして。
スキ、のパワーが、メディア化に耐えるだけ十分にあるか、そこんとこがちょいと気になる。
あ、うん。アキちゃんの露出を増やせば問題なし?(笑)




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