銀の匙
週刊少年サンデーで連載中の「銀の匙SilverSpoon」。
先週めでたく夏の巻が完結しました!
またも単行本の途中でお話が完結なものですんで(4巻収録になると思う)、この充実感は雑誌で読んでこそですよ!と幸せ気分に浸っておりますv
さて、じきに出るであろう3巻には、扉絵にどーんと、校長室に掲げるエゾノーの校訓
「勤労 共同 理不尽」
ってーのがあります。
理不尽w ちょw
あの名作・鋼の錬金術師のヒロイン、ウィンリィの名セリフ「理不尽を許してはいないのよ!」の、アレを、ここでギャグにしますか荒川先生!
って、すっげ笑った!
んだけどね。
夏の巻の、最後のコマがまた、校長室の校訓なの。
理不尽。
そうか。
酪農という、育てて食うという理不尽。かわいいけど美味しいという理不尽。
それとどう向き合うか。
酪農に、進路に、人生に、人間に内包する理不尽と、どう折り合いをつけ、あるいは、着けられず不器用に考え続けるか。
それが、この、校訓なんだ。
と、なんつーか、そうゆーことが、じわわわ~って、分かったんですよ。
そんで、もう、銀の匙が、ものごっつー好きになりました!!!
もちろん、今までだって大好き!
でも好きポイント見っけてもっと好きになった!
あーうれしいな、満足だな。手作りのしみじみ美味しい味噌汁を飲んでは~ってため息つくときみたいな満足。
それが銀の匙。
理不尽を許さない強さの、鋼の錬金術師。
理不尽に向き合う粘りを描く、銀の匙。
人間はゆっくり成長する、っていう、柱のアオリがとてもいい。
そんでもさ、そんでもだよ?
校訓に「理不尽」って、やっぱそれおかしいよ!可笑しいってば!(笑)