別マガ アルスラーン戦記 感想!
19ページでした!
4巻は9月発売予定ですが、このペースですと難しそうです…。
さて、早速、今月の一こまです!
黒フチで分かるとおり過去回想です。
国王陛下の私服……!
そーいやアンドラゴラスって鎧と裸の二択しか無かったんじゃん!(すげえ二択だな)
この剣は、表紙カラー絵のアルスラーンの剣と同系統。
うん、先生、新しい資料集か何か手に入れられたんですね!
柄飾りは雄ヤギかな?ヤギは目もくらむ崖の頂にいる姿とか、角を突き合わせて激しい喧嘩をすることから、勇猛の象徴だそう。
ところで、今はデジタル作画が主流になってきてるのでトーンの種類が減ってきてるそうですね。
でも、荒川先生んちは逆に、種類が増えてます(笑)
このクッションとか。
荒川先生は無地トーンが主なので、柄トーンを使ってるとそれだけでオオっ?と見てしまう(笑)
武の王アンドラゴラスと、お飾りの王イノケンティスの、服装の違いなんかもこうやって並べて見るとよく分かって面白い。
ところで、ほんっと今頃で申し訳ないのですが、ヒルメスが銀仮面の代わりにつけている布。
細かな白点でペイズリー柄が入ってるんですね!
雑誌の印刷ムラだと思ってました。ごめんヒルメス!
そうよね銀仮面だって彫金入れるおしゃれさん、代わりのだってきっと上等な布とか染めた皮とかそういう高級な素材をつかってらっしゃるのよね!
さて、今月号は先月の続きで王弟ギスカール公のステキなお顔がいっぱいですw
ドラマなら「顔芸」として話題になりそうな表情ばかり。
特に「いやぁ無理にとは言わんよ」のコマの、この目!
うーわー!
今月はヒルメスとギスカールの会話なんですが、ここの腹の探り合いな感じ、田中芳樹と荒川弘が融合してて、すっごいイイ!!
それから、ヒルメスにフスラブが仕えているのが良改編!
フスラブは、2巻でギーヴにタハミーネ王妃を逃がすよう依頼した宰相です。
で、侵略してきたヒルメスに王妃の所在を告げ口して助命された痩せ男。
なお、田中原作はこの告げ口で王妃を裏切るのは太った大神官となっているので、ここから改編が繋がってます。
確かにヒルメスがいずれ王権を回復するには、国を裏切るような小物であれど元宰相を手元に飼っていたほうが色々と便利。
さすが荒川先生、キャラの利用に無駄が無い(笑)
そして、新キャラ・ヒルディゴが登場です。
この、酷薄そうな顔!
そいつがどんな男か、一発で分かる。
ボダンもホディールもそう。最初の一コマで、こいつは何者か、読者に伝わる。
ほんっと、荒川弘の描くおっさんは最高だよな!!!
そして、アルスラーンも登場です。わーい♪
このフキダシはナルサスのもので、その台詞の背景に描かれた一コマです。
この皮袋が水筒だということは、前々回のエラムとアルスラーンの仲良し場面で描かれているので分かる。
手綱を握って周りを見ている、という絵でも話は繋がる。でもそこにこうして、キャラとキャラとの関係を描くところ、すごい好きなんだよな~!
追われる中でのキャラのやりとりが、そのキャラらしくていい。
ナルサスが考え、手分けして偵察する冷静なファランギースと飄々としたギーヴ、迎え撃つダリューン。
そんでギーヴ何でそこでウィンクしてんの!(笑)
来月はいよいよあの場面かな?
いえ、表紙カラーの場面もそうですが、それより渋いおじ様のほうを期待してましてw
来月号も楽しみにしています!!!
追記:拍手コメントありがとうございます。
原作 荒川弘というクレジットを使うのが何とも納得いかないんですが、でもそれもまた「私向きでは無い」だけのものとして受け止めてかなきゃいけないんだよなと思ってます。アニメもやっぱり好きですし、このあとは気持ちが上向くまで黙っていようと思います。コメントに滲むお気遣いにすごく感謝です!どうもありがとうございました。