寝言は寝てから

荒川弘ファンのてきとうなおしゃべり。

アニメージュアニメディアニュータイプ

アニメ3誌のアル戦記事を読みました!

まず、先月は載ってなかったアニメージュ

春アニメ特集の2番目。

アルスラーンと仲間4人の見開きイラストです。線がまろやかでいいですね。ダリューンも怖すぎないしw

イラストはアクション監督の木村智さんとチーフキャラクターデザインの小木曽伸吾さん。

小木曽さんはキャラデなのでほとんどのイラストでお名前併記されてますので、以降割愛しますね。

また、オーナメントデザインの草野剛デザイン事務所も多くのイラストにクレジットされてて、紋章描かれてないのに何でかな?と思ったんですが、ダリューンの襟やアルスラーンのマントの刺繍みたいにCGで入ってる文様も、もしかしたらここが全てデザインしてるのかもですね。

特効とか撮影とかは分かんないので省略~

インタビューはシリーズ構成の上江洲誠さん。

小説リアルタイムだそう。おっさ、ベテランです。

シリーズ構成に当たって

「荒川先生のファンである少年少女たち(中略)も面白いと思えるものにすること」

主人公について

「自分の意見はあってもどうしたらいいのか分からなくて、常に傷ついているという面もある。そんなアルスラーン少年の繊細さは、原作が書かれた時よりも更に今のほうが伝わるのではないだろうかという手ごたえがあります」

私、この、「どうしたらいいのか分からなくて傷ついている=現代の少年少女の共感」っていうとこに、すごい納得したし、さすがだなと感心しました。

うん。やはり脚本家は航海士。いちばん海(作品)をご存知の方。

あと、テーマやメッセージの言語化が巧み。絵描きさんはきっと同じことを絵で表していくのでしょうね。

読者へのメッセージ

「アニメとしてよりドラマチックに(中略)大迫力のアニメをお届けできると思います」

はい!期待しています!!

次に、読者層の若いアニメディア

こちらはピンナップがついてて、ダリューンナルサス。仲良くくっついて腰掛けて、ナルサスは絵筆を持ってます。ダリューンはノースリーブで腕の筋肉がムッキムキw

先月のダリューンアルスラーンの肩に手を置いてるイラストといい、すごく狙ってますw

あと、アル戦イラストはバックが黒とかシリアスな印象のが多いのですが、このピンナップは明るいイメージ。

雑誌のコンセプトが明確でいいですね!

特集記事は春アニメの最後で片側1ページ。

イラストは公式HPと同じキービジュアル第二段です。

インタビューはアニメーションプロデューサーの土田大亮さん。

「アクション監督を立てて、個性を活かした動きの書き分けもしています。(中略)武器の使い方ひとつとっても、リアルで魅力的な動きをお見せします」

うん、弓の引き方おかしいと総ツッコミ入るからね!w

でもダリューンの迫力と、ギーヴの軽快でずるい剣技とを、描きわけてくれたら嬉しいなあ!

そしてニュータイプ

30周年ということで、若手アニメ監督に焦点を当てた特集とかやってます。

こちらもアル戦は春アニメ特集の2番目。

イラストは、アトロパテネから落ち延びるダリューンアルスラーン

作画はコンセプトデザイン担当の新妻大輔さん。

暗い画面の中、アルスラーンの瞳の色が明るく、辛そうな表情に焦点がいくレイアウトになってます。

インタビューはアルスラーン役の小林さん。

今月30歳とのことで、ニュータイプと同い年ですね!という話とか。

声優としての目標は続けていくことだそうで、大作に出るとか、皆に覚えてもらう、じゃないとこに理系30歳の堅実さが感じられますw

アルスラーン役については、

「純朴でまっすぐ、ただし、しっかり芯があるというところを(中略)くみとって演じています」

うんうん。

ほか、ダリューンは理想の男として格好いい、キャラクターひとりひとりに魅力がある、など。これは脚本やプロデューサーのお話と同じ。

同じことを別の方が言うのは、作品の共通コンセプトあるいは売りポイント。

あとは画面を通して視聴者に伝わるか、ですね!←えらそう

あと、雑誌の後ろのほうに30周年おめでとう色紙がずらっと載ってて、脚本の上江洲さんのもありました。

メインは殺せんせーなんですが、アルスラーンも描き添えられてました。

八の字下がり眉に描かれてて、あーこのしょんぼり眉がアルスラーンの象徴なんだなあ、とか笑っちゃった。だって、この顔文字 (´・ω・`) が殿下に見える、ってツィート思い出しちゃってw

そうそう、先日「アルスラーン戦記のEDを描いた」ってツィート見かけて、ほほう?とプロフ見にいったら横山愛さんという方で、ご自身を「ガチムチセクシー派アニメーター」ってw

そうだね!荒川絵を再現するには、ガチムチ系、すごい必要だと思うよ!!

でもどうしよう。エンディング、歌うの藍井さんだしタイトルは「ラピスラズリ」だし、すっかり殿下の瞳の色のイメージだったのに、急にアンドラゴラスやクバードやガルジャースフのムキムキおっさんズの絵づらが…!

いやいや、大丈夫!アニメーターさんって何でも描けるから!

きっとステキな殿下も描かれているはず!

以上、アニメ3誌の感想とそのオマケでした!

あと2週間とちょっとで放映ですね。

楽しみ~♪