アルスラーン戦記イベント「ヤシャスィーン・カーニバル」行ってきました!
テレビアニメ アルスラーン戦記、2期決定おめでとうございます!
昨日行われたアルスラーン戦記イベント「ヤシャスィーン・カーニバル」夜の部に行ってきました!
パンフレット。
3000円といい値段してますが、そりゃあ記念ですもの買わなきゃですよ!
内容は、横山愛さん描き下ろしのイラストと、声優陣のブロマイド写真&対談・インタビュー。
なるほど、アニメ作品のイベントとは、声優さんのイベントなんですねえ。
入場時にもらったうちわ。リバーシブルになっています。
物販はあまり残っていないようでした。
何でも午前中に次々と売り切れたそう。
ダリューン、ギーヴ、アルスラーンのキーホルダーやバッチが売り切れるのは分かるのですが、なんとカーラーンの売り切れアナウンスがあったとのこと。
「なぜだ、カーラーン!」と、気の利いたツッコミが(笑)
そんな物販を通過し、ダリューンフィギュアの参考作品(試作品?)を眺め(筋肉の躍動感がすばらしい!)、女性客95%の会場を進みます。
廊下まで漏れてるスモークと、時折聞こえるギターのチューニング。
ざわざわとした客席に、アニメナレーションの渋い声での会場注意。
ワクワク感が高まります!
18時ちょうど。
NICO Touches the Walls『渦と渦』の大音量でイベント開始!
スクリーンにアニメの名場面が次々に映るなか、迫力の演奏です。照明が明滅し、スモークが噴き出す!
客席はサイリウム!皆さん準備してきてるんですねえ!主に赤、ところどころ他の色で。「まだまだ まだまだ 負けられなーい!」に合わせて光が振られます。
歓声とともにNICOが終わると、司会の鷲崎健さんが賑やかに登場。この方ほんと一人で賑やか(笑)
場慣れしてるし、むっちゃ早口だし、声優さんと仲良しでお上手。
舞台セットはお城っぽい?背景。二階があって左右に階段、中央にスクリーン。
ここに声優さんのアップや字幕が映ります。
テーブルが4つ用意され、キャスト登場。
「真に王にふさわしいのは誰だ!」みたいな感じでクイズ企画です。
アルスラーン小林さん、ヒルメス梶さん、ラジェンドラ鳥海さんで、「チーム王子」。
カラーは白。
梶さんは銀の仮面をつけてきて、客席の笑いを取ります。
この仮面、昼の部でこのクイズ企画に勝って王様になった梶さんのために、金モール付きのがゲスト用プレゼントボックスに入れられていたそう。
こうして付けて登場してくれて、ファンさん嬉しかっただろうなあ。
次に、ダリューン細谷さん、ナルサス浪川さん、エラム花江さんが登場。「チーム男子」
カラーは黒。
もう、細谷さん浪川さんは、登場だけで客席に喚声と笑いを起こしてました(笑)
一言挨拶で、細谷さんの声の大きいこと!さすがダリューン、迫力です。
それから、アルフリード沼倉さん、エトワール内山さんで「チーム女子」
カラーは赤。
二人手をつないでスキップしながら登場です。かわいい。
男性メインの舞台ですごく癒し~♪って感じでした!
最後に、ギーヴKENNさん、ジャスワント波多野さんで「チーム影のなんちゃら」すみません、忘れました。
カラーは青。
なお、昼の部では「チーム・ゴーイングマイウェイ」だったそうで、そっちのが合ってるよ!
あと、スタッフさん、昼・夜の両方の看板作ってたのw
KENNさん波多野さんは客席に手を振りながら舞台左右へ散り、戻ったと思ったら交差して反対側に行って手を振り、更に階段を登り二階でキメポーズ、とファンサービス満載!
司会者さん二人を煽っときながら、舞台中央に正座させて勝手するなと叱ったりして、場を盛り上げます。
そうして、王に必要なのは知力!とかなんとかで、クイズスタート。
回答は各チームでフリップ(というか、スケッチブック)に書いていきます。
KENNさん波多野さんが「パパフリード!」(笑)
浪川さんの回答は「沼倉キヨシ」 本当に沼倉さんのお父様の名前だそう!
浪川さん「オレの父親と同じ名前なんだよ、キヨシ」花江さん「それなのに字を間違えてるんですよ浪川さん!」
とページをめくると「沼倉キオシ」
えっ?ネタじゃなくて本気で間違えてる?!(笑)
なお、正解は「ヘイルターシュ」今月の別マガで出てましたね!
二問目は「シンドゥラの首都は?」
客席からヒントもらっていいよ、と言われ、アリーナまで降りて答えを聞きに行くラジェンドラ鳥海さん。アンタ王様だろ!とツッこまれてました(笑)
正解は「ウライユール」
2問とも正解のチーム女子。
「だって、ぬーさんが、どうしよう、ぜんぶ分かっちゃうよーって」とエトワール内山さん。アルフリード沼倉さん「そんなこと言わないでよー(照)」(沼倉さんは田中芳樹のガチファン)
同じく正解のチーム王子、ヒルメス梶さんが「だって殿下が、ぜんぶ分かっちゃうよーって」梶さんもともと少年役の方なので、声マネが可愛い。
アルスラーン小林さん「そんなこと言ってませんよ」「言ってよー」「(ちょっと声高くして)ぜんぶ分かっちゃうよー」
かーわーいー!という客席の歓声(笑)
次は、王に必要な記憶力、だったか解説力、だったか、で、イラストクイズ。
問題は「パルスとルシタニアの国章は?」
小林さんがルシタニアを「る」とか定番のボケをかます中、細谷さんがすらすらとあの難しいパルス国章を書いちゃいます。すごいなダリューン、ナルサスより絵が上手いんじゃないか。
もう一問は忘れちゃった。
なお、昼の部のクイズは違う問題で、「万騎長のメダルは?」というこれまた難問。正解は獅子のところ、チーム女子がキティちゃんを描いたそうw それ版権、使えないよ!というツッコミに、コラボたくさんしてるし?とかの返しをしてたとかw
そうそう、昼はジェスチャーゲームがあって、お題に「カニ」と出たら客席がチョキチョキやって、声優さんが「はい!カニ!」って答えるみたいな、楽しい企画があったそう。昼の部も盛り上がってたんだなあ!
そうして三つ目のは、王に必要な機転力!
1期EDの横山さんのイラストが出て、「太った商人はダリューンに何と言っている?」
クイズどころか大喜利です。
「ダリューン、私が本当のお父さんなんだよ」
とか楽しい回答が出る中、鳥海さんかな?梶さんかな?の回答は、「横にいるのはナルサス?」
ダリューンの横はシャブラング。
即座に浪川さんが「ぶるるん!」(浪川さんは日焼けして真っ黒なのがネタ)
浪川さんはナルサスとシャブラングの二役説w
次に、同じく1期EDからラクダにむしゃむしゃされてるアルスラーンの絵。
チーム女子の回答。「ふふふ、そっちは塩味だよ」
そうなんだ?もう一方は?「イチゴ味ー!」
なにそれ可愛いw
そして各チームのポイントが発表され、チーム王子とチーム女子が6ポイント獲得で一歩リード!
でも、王に必要なのは民意!ということで、客席のファン投票となります。
あのうちわが、白・黒・赤・青なのはこのため!
うちわ1枚が1ポイント!ということで、ちょ、待て今までの点数は!というお約束の展開の中、客席はワクワクした空気で応援したいチームの色のうちわを掲げます。
そこへ両袖から4名ずつ計8人のスタッフが出てきて、カウンターでマジに数えだす!
するとダリューン細谷さんがキッと真面目な顔して手のひらを上げ、くるりと裏返すジェスチャー。何してんの?というツッコミに、「白をあげてる人に視線を合わせて、それを裏返して黒にするようにと」ほそやんファンがきゃあvとか喚声。
その上、色黒の浪川さんを黒1ポイントと数えてよ!という要求が司会に通る!
すかさず色白がネタの小林さんを白に数えろとチーム王子の梶さん。
チーム女子の沼倉さんが自分の衣装で赤を数え、細谷さんが黒の衣装で参戦し、置いてきぼりの青チームへ、青の衣装の花江さんが走っていってポイント献上!
などとドタバタを繰り広げつつ、優勝は黒のチーム男子でした!
なんたってカメラがずーーっと浪川さんと細谷さん追ってるんだもの。
細谷・浪川コンビが天然にボケては花江がつっこみ、KENN波多野が軽快にちゃかすw
そして癒しの沼倉内山。
そうそう、細谷さんが浪川さんを黄金色と言っちゃって、本人間違いに気付かなくて、浪川さんが微妙な顔で
「自分で言うのも何だけど、それ小麦色の間違いだよね?」
って訂正して、本気で恥ずかしがる細谷さんとかいう、すごい可愛い場面もありましたw
だから一番最初に登場して一番端っこに座ってるアルスラーン小林さん(主人公!)が、ぜんぜんスクリーンに映らない!(笑)
ご自分でも、どこまではっちゃけていいのか分からないタイプだっておっしゃってましたものね。
でもゆっけ(小林裕介さんの愛称)のファンさんは、そんなまだまだイベントに不慣れな小林さんこそ応援したくなっちゃうわけで、これはこれでイイのねきっと!(笑)
こうして賑やかなコーナーが終わり、照明が落ちます。
第二場、朗読劇。
てっきりコメディが来ると思ったら、アニメを振り返る、どシリアスでした。
アニメを再編成した映像を背景に、台本方手にスタンドマイクの前に立ち、青い照明の中スポットライトを浴びて迫真の演技をみせる声優さんたち。
そこの絶世の美女、の場面で特別出演ファランギース坂本さん登場!ざわめく客席ですが、朗読劇はかまわず進みます。
アルフリード登場シーン。
からの、情婦だよ、の場面で、エラム花江さんが怒って台本を舞台へ投げつけるw
ちがうちがう、のナルサス浪川さんの、波川さんかナルサスかどっちか分からない演技w
と、花江浪川コンビだけ笑いを挟みながらも、あとはずっとシリアスに。
ラジェンドラとジャスワント、ヒルメスVSアルスラーン、アルスラーンとエトワール、ヒルメスVSダリューン。声だけの戦い。
声優の本業は、これだ!を見せ付ける、本気の朗読劇。
あの場面この場面を交互に挟み、アルスラーンが王になる決意を固め、ヤシャスィーン!と叫び、終了。
舞台から客席を射す激しいライトと、客席がいっせいに振る青のサイリウム。
力強く美しい声で歌い上げ、藍井エイルさん退場。
と、そこに「緊急発令」の金色の文字がスクリーンに。
え?と客席とまどう中。
「アルスラーン戦記 新作TVアニメ 2016年 突撃開始」
客席、きゃあああああああ!
照明がつき、舞台袖からキャストの皆さんが踊りながら登場。ほんとに盆踊りだか阿波踊りだか、両手挙げて喜びの舞いしながら舞台へ(笑)
坂本さんも登場で、その周りをKENNさんと波多野さんがくるくると回るw
ついに小林さんを中心に並び、キャストひとりひとりが挨拶。
ありがとうございます、皆さんの応援のお陰です、という中、沼倉さんの、「嬉しい…嬉しいです」が、ほんとに嬉しそうで、でも田中芳樹ファンだからこその複雑な思いもしてきただろうから、きっと様々な色合いをひっくるめた「嬉しい」なんだろうな、と思いました。
ラジェンドラ鳥海さんは「出番あるのかなあ。こうして見渡すと俺だけ別陣営で」ヒルメス梶さん「俺も」鳥海さん「そうだ!一番近くにいた!仲間にならないか」
駄目だめ話が変わっちゃう!とツッコミ。でも「出番のためには何でもやるぞ」とか、鳥海さんさすがラジェンドラw
梶さんが「ヒルメスにはサームもザンデもいるんだ、ぼっちじゃないんだぞ!」とか言ってて、この辺も定番ネタになりつつありますねw
坂本さんはお礼のあと、朗読劇で噛んでしまったことを詫び、舞台袖で落ち込んでいたらKENNがギーヴのように慰めてくれた、とのお話。
KENNさんすかさずギーヴの声で再現。司会に、今は坂本さんの番、お前うるさい!と叱られたりw
その間、ラジェンドラ鳥海さんがラジェンドラのように片立て膝で控えてて、すごい目立ってて、坂本さんに「だまってるのにうるさいー(笑)」と言わせたりw
細谷さんは、声を張るので喉を痛めて病院で点滴を受けた話を。
ええー?と心配するざわめきの中、「そうしたら後ろにいたのが小林さんなんですよ」ええー?!
「この二人が病院って、アルスラーン戦記大丈夫か?っていう。そのくらい熱い現場でした!」
すると小林さん「この話、続きあって」と話題を引き取る。
「僕は針刺すのとか駄目で、すごい怖くて見れないんですよ。それ看護師さんに言ったら、前の方も同じこと言ってましたよ、って…」
「細谷ー!」「お前、マルダーンフマルダーンのくせに!」
総ツッコミw
そうして、真の王は誰だのコーナーで勝ったチーム男子の中からひとり、王様を選びます。
王に必要なもの、それは「運」!
というわけで、くじびき。
それも紙コップに割り箸系の、すっごい小さいしょぼいやつ。スクリーンにアップで映してくれないと何やってるかわかんない(笑)
細谷、浪川、花江がいっせいに引いて、勝ちは細谷さん!
赤いマントと金色の王冠が用意され、小林殿下が手ずから黒騎士細谷さんにマントを着せ、エラム花江さんが王冠をかぶせます。
細谷さん、無駄にいい声で「私が王になったら、税金は無しだ!」国のお金はどうするんです?!「私のポケットマネーだ!」キャー(笑)
階段を昇り、長いマントにつまづきそうになり、司会と梶さんが裾を持ちます。「梶さんにマント持たせるなんてw」
二階中央に立ち、後ろのスクリーンのアルスラーン戦記の文字。「私が王になったからには」ロゴがひっくりかえる。
「ダリュ--→ン戦記」
長音が槍になってました。しかも長い!(笑)
ここ、昼の部はヒルメス戦記だったわけで、もしかしてぜんぶのキャラのタイトルロゴ作ってるんでしょうか?!
でも、「あんな奴が王様なんて腑に落ちん」と、たぶんナルサス浪川さんが言って、だったら俺が、だったら私が、と次々に挙手。ヒルメス梶さんも「ここで譲らねばならぬとは!」と挙手し、最後にアルスラーン小林さんが「だったら私も」とおずおず手を挙げたとたんに、全員がどうぞどうぞ、と手を下ろして小林さんに薦めるという、お約束の展開(笑)
それでクーデターってことで、小林さんが王様に。
細谷さんから譲られたマントと王冠を身につけます。「マント踏みそう」(こばすらーんの身長は164センチ)
そして客席に向けあらためて「二期が決まったのは皆さんの…」
「そこはアルスラーンでいこうよ!」と声がかかり、新ためてアルスラーンの声で
「二期決定も皆さんのお陰です。これからも私に力を貸してくれ!ヤシャスィーン!」
ヤシャスィーン!!
皆が手を振りながら退場。
小林さん、二階でマントをひらりとさせ、階段を降りる、と、こけそうに!
本気でマント踏んで転ぶところでしたが、セーフ!あーよかった(笑)ここで怪我とかしたら大変なことでした…!
無事に舞台におりると、マントをなびかせ、王冠を手にとり帽子のように掲げ、はずむ足取りで退場していきました。
おしまい!
私、アニメのイベントなるものも、生まれて初めてでして。
こういう感じなのかー!と驚きいっぱいでした。
退場時はもう、あちこち興奮の声で、涙ぐんでる方もいて、アニメアル戦こんなにファンの方がいるんだなあってすごい感じることができました。
素晴らしい機会をくださったてんちゃん様、感謝感謝です。どうもありがとうございました!!!