WINGS百姓貴族読みました!
今回は子育て・跡継ぎ関連ネタ。
冒頭に次女さんの息子さんが登場。もう一人暮らしなのねえ。以前出てた姪っ子さんのお兄さんとかになるのかな?(荒川一族は一人っ子とか考えづらいw)
息子さんも元気な様子(笑)
で、子どもネタは好評だそうで、子育てエッセイ描かないんですか?とイシイさん。
なんですが。
アンケハガキにも書いたのですが、私は子育てエッセイは、あんまり、歓迎しない、かな。
あっもちろん買うよ?読むよ!描いてくれたらぜったい喜ぶ!
でもね。
ひとつは、先生が「子供がそういったネタの可否を自分で判断できるくらい大きくなって本人の許可もらえたら描くかもしれないですけど…」とおっしゃっているとおり、子供のプライバシーを、それが何、かを判断できる年齢になる以前に、親が勝手にしていいのか、という。
子供は親と異なる人格だから。
「毎日かあさん」は絶品だけれども、かの長男が海外へ進学したのは、やはり、いったん母の影響力から逃げたかったからなんじゃないかな、というふうに私は思う。(サイバラさんはあの通り、決して普通には生きられない人だから、まああの親から産まれちゃったんだから仕方ない。ガンバレw)
もう一つ。
荒川弘は、エッセイとストーリーの、両方を描ける漫画家であるということ。
エッセイとストーリーは明確に読者層が違う。
読者が仰ぎ見る作者像が違う。
エッセイ漫画の読者は、作者を、面白くてスゴイ人間だなあ、と思う。
ストーリー漫画の読者は、作者を、創造神として見る。
相手が神だから、自分の思いをそのまま要求することに、ハードルが低い。同じ人間なんだよな、というガードを飛び越えてしまう。
いや、大げさだよ?大げさだけど。
ハガレンのとき、人間の描き方、イシュバールの描き方、それが納得いかないから作者と直接話させてほしいと編集部に行った、と言う人を、見たことがある。
ハッタリや妄想かもしれないけども、本当かもしれない、とも思う。妄想と実現は紙一重だ。
少し前に話題になった、○○は ごはんじゃない、に連なるある人は、荒川弘に自分の所属する団体の資料を送り、「誤った考え方」を正そうとしていた。ブログで明言していたから、これは実行しているだろう。
荒川弘先生の物語は、すごく、人の心を動かす。
「これは私の物語だ」と思ったとき、その作者は、その人のカミサマになっちゃうんです。
で、自分の理想と違ったりすると、すごく、裏切られた感がしたりして、まあ、なかなか、難しいものがある。
先生はおそらく、ご自分が一部の人からどう見られているかご存知で、だから子育てエッセイについて躊躇なさっているんだと思う。
でね!
それより一番重要なのは!
私のタガがどこまで持つか、そこなのよ!!!
だって、私や多くのファンみたくずーーーっと媒体の8割をカバーしてたら、先生がぽろっと言ったあれとこれとでなるほどこれねとか分かっちゃうじゃーないですか!で、カバーしてきた資料を比べてここまでなら公、ここからはプライバシーって切り分けてから喋ってるのに、先生がその枠を広げたら私もわーーーっとしゃべっちゃいそうじゃあないですか!
いやそんな重要なこと知ってるわけじゃないけども。
先生のお名前(女性名)とかはいったんWikiに載ってそれから削られてるでしょ?
あとお写真も、小学館漫画賞のほかに、朴さんが載せたのと、あと私は持ってないけど水島監督が飲み屋で撮ったのは荒川先生映ってるって話があったりなかったり。
そういうのを!
どこまで出していいのかダメなのか、それは荒川先生の作品が基準なわけで!
例えば今回の次女さんの息子さんが登場してたけど、室内レイアウトからかなり都会、回想で高校までだから大学行かずに就職で、18、9だとしたら鋼のカバー折り返しでバーカバーカと言ってた兄妹のお兄ちゃんのほうかもしれないな、すると猫召喚!の姪っ子二人のどちらかのお兄さんかな、くらいは気づくでしょう?
で、また何年か追っていくと、ネタから情報が拾えてつながって、あれはこれでそれなのね、というのが!分かってしまう!
そしてそれを描いてらしたら!言ってもいいのかな、とか、思ってしまうじゃーないのーー!
もしも。もしもですよ。
子育てエッセイで先生のお子さんの小学校の門とか描かれたら、先生見たものそのまま描いちゃう方なので、だーーーっとGooglemapで検索して候補みつけてストックしておいて、裏付けが取れたらキター!これは確定ーー!ってネットアップしちゃうかもしれないじゃーないですか!プライバシー侵害しちゃうかもじゃないですか危ないじゃないですかお子さんがというより私が!!!
な の で !
ここに!
ものすごく危険なファンがいるので!
子育てエッセイは、やめたほうがいいと思う!
今まで通り、農業ネタにたまに家族の話も混ざるとか、そのくらいがいいと思う!
で、もし子育てエッセイ描くなら、背景とか持ち物とか、特定班が動かないようにすごく気を付けてズラして描くよう、編集部さんしっかり監修してくださいませね……。
さて!
次回2月28日発売号は、表紙&巻頭カラーです!
毎年、冬休みにご実家行って2月に百姓カラーなんですよね♪ 今度はどんなネタなのかしら。
楽しみですー!