別マガ アルスラーン戦記 感想
今月も15ページでした。
おおう、物足りない。物足りないよう。
でも、一番物足りないのは荒川弘先生ご自身でらっしゃるだろうから、我慢するんだ。ぐっすん。
今月は癒しのアルスラーンちゃんとエラムくんが出てないから余計に物足りないっす私的には。
でも敵軍の王様がちょう可愛くなってて笑いました。いや、先生、うん、好きだね可愛がってるねw
ところでネットでもちょろっと話題になってましたが、今月号の終わりページに
「次号、激震の重大発表アリ!」
というアオリが。
重大発表=メディア化、はマンガ雑誌のお約束ですが、アニメ化するには量が足りないしそもそも先生のお仕事ペースが通常の5分の1。このタイミングでアニメ化は無理がありそう。
実写化ならあるかもなあ、外国に版権売ってさ。でもそれだと原作の話であって荒川版でもったいぶったアオリするのは違う感じ。
ついに休載?!って心配したけど、こ最初のページの柱は「毎月読める伝説!」だから毎号掲載は死守するっぽい。
うーん、予想がつかない。
ただ、来月って、本来なら単行本3巻が出たはずなのよね。
あらかじめ、それこそ去年7月に銀の匙の映画とアニメに被せるようにして連載を開始した時点から、何かスケジュールしてたイベントがあるのかしら。そして連載はともかく、そっちはそのまま実行に移される、そういうことなのかしら。
舞台かなあ。キャラを荒川版でやるとしたら雑誌で予告もアリだけど、ううむ。
や、スピンオフのギャグマンガが連載開始!とかでもいいですけどねw
さて!今月の一コマです!
この目!
このギスカールの目つきがすごいイイ!
荒川先生の描く、視線の演技が大好きな私。
ボダンの怒りの表現も、おう!と思ったけど、今回はこちらで。
敵軍ルシタニアの権力者、国王イノケンティス、王弟ギスカール、大司教ボダンの三すくみ。
原作では腹の探りあいな会話劇から立ち上がる三人の思想や立ち位置が面白いんだけど、そこを思い切りばっさりまとめて、ボダンの怒り(動)と、このギスカールの視線(静)で表現する荒川版アル戦。
うひー!巧いなあ!
その前、タハミーネに恋慕するイノケンティス(かわいいw)を眺めやる場面もイイ。
ギスカールは銀仮面と共に、中庭の王と王妃を見下ろす。
ギスカールは兄王イノケンティスに、銀仮面は王妃タハミーネに、恨みと蔑みを抱いている。共に見ているようで視線の先は微妙に異なる。
最後の大コマのナルサスもいいね!
ダリューンの怒りは真っ直ぐ熱くにかれるのと比して、ナルサスの怒りは冷たく。下からのアオリのカメラで描くために、階段の上に立たせたのかな。
来月はいよいよ、原作1巻さいごの楽しみな場面が来るかしら?!
アル戦のほかには、進撃がやっぱりすごく面白くて、台詞回しはバツグンで、コマ運びも巧く、なるほどトップ作品なわけだ、といちいち感心してる。
トモダチゲームは謎がなぞをよび、のシナリオに、絵とコマ運びがうまいよねえ。あんま好みじゃない話なのについ手が止まる。
SF不動産の話、先月はおもしろくてオオ!と楽しみにしてたのに今月は残念。ううむ来月持ち直さなければこれも短命か。
バトルマンガは総じて苦手なのと、謎解きは先月を忘れるので置いてかれて、別マガのうち読めるマンガは半分くらい。
ま、私の年代向け雑誌じゃないから当然だ!(笑)
そして安定の将棋の渡辺君。大好き!あーもー早く単行本にならないかなー!切り取り保管したいくらいなんだけど巻末掲載で表や裏がエッチなことが多くて置いとき辛いー(今月なんて、ピーン!だし!!!)
来月は8日土曜の発売になるのかな?
”重大発表”にやきもきしつつ、楽しみにしています!!